建築物LCA制度の検討会発足 28年度制度開始へ詳細議論 国交省
住宅新報 2025年6月10日 号 2面

国土交通省は6月4日、「建築物のライフサイクルカーボンの算定・評価等を促進する制度に関する検討会」(座長・伊香賀俊治慶應義塾大学名誉教授)を立ち上げ、初会合を開いた。建築物の「ライフサイクルカーボン削減」へ向け、関係省庁連絡会議が4月に決定した「基本構想」で、28年度を目途として建築物のライフサイクルアセスメント(LCA)の実施を促す制度の開始を提唱したことを受け、その具体的の枠組み等を検討する。
会合では、同省の楠田幹人住宅局長が「建築物の省エネや脱炭素は、50年カーボンニュートラルの実現に加え、国内ディベロッパー等の国際競争力にもつながる動きだ。28年度を目安とする建築物LCA制度の開始へ向け、議論を深めていければ」と背景を説明。続いて同省担当者が、LCAの概要や現在までの政策を紹介し、「建築物の使用段階だけでなく、『エンボディドカーボン』(今週のことば)の算定・評価が焦点」と趣旨を述べた。
























