住友林業 つくば市に社宅の混構造6階建て竣工 中大規模集合住宅モデルに 国内賃貸マンション市場見据え
住宅新報 2025年6月10日 号 10面
住友林業6月1日、茨城県つくば市に開発していた、木とRCの混構造による自社の社宅「みどりのの庭」(総戸数46戸)の運用を開始した。建物の中央部がRC造、左右両側が木造の平面混構造を採用した同物件は、アッパーミドル層に向けた国内賃貸マンション市場への参画を見据え、同社ブランドの中高層の木造賃貸マンションなど「木造混構造中大規模集合住宅」のモデルケースとしての運用も予定。市内近郊に所在する自社の筑波研究所とも協働し、ハード・ソフトの両面から様々な定量データの採取・検証を進め、メリットや課題の検証、ノウハウの蓄積などに役立てていく考えだ。
つくばエクスプレスみどりの駅から徒歩約10分に位置する敷地2825.53㎡に26㎡の1K(41戸)と52㎡の2DK(5戸)からなる延べ2124.07㎡の6階建てを建設。1階中央のRC部分は事務所・店舗2区画とし1区画には同物件の建物管理を担う傘下の住友林業レジデンシャルが入居するほか、地域住民も利用可能な店舗の入居を計画、募集している。また、1階木造部分の片側は入居中のグループ社員などの利用を想定した、サテライト執務室とした。
中央部をRC造、左右両側を木造とすることで、建物全体の水平力を全て中央のRC造に集中させ、地震の揺れに強い構造を実現。木造部分にかかる負荷を軽減すると共に、木造柱や梁(はり)のスリム化によってコストの削減や建物の軽量化を実現した。


















