積水ハウス 体験型研究施設をリニューアル 小学校高学年に照準 感性とひも付け〝住育〟提供
住宅新報 2025年7月15日 号 10面
同社の研究施設「総合住宅研究所」に併設していた体験型研究施設「納得工房」をリニューアルした。「納得工房」は1990年に同社創立30年を機に開所以来、住宅や暮らしに関する独自のアンケート調査を基に収集した〝生活者の本音〟をまとめた「データぱる」の発行や、住まいに関する様々なノウハウやアイデアを学ぶ「すまい塾」の開催といった情報発信を始め、企業や教育機関の研修の受け入れなども積極的に実施。2021年4月には累計来場者数100万人を突破するなど、〝開かれた体験型研究施設〟を体現してきたが、老朽化に伴うリニューアルを機に、感性を育む最適な期間とされる小学校高学年における体験の機会が減少しているといった子供に関する社会課題に着目。小学校高学年をターゲットに据え、「エデュケーション(学び)」と「エンターテインメント(楽しさ)」を融合した「住育エデュテイメント施設」とした。
「ジュノパーク」は1階の無料のパブリックエリアと2~4階の有料の体験エリアからなる延べ約7500m2の4階建て。メインとなる体験エリアは、住にまつわる6つの重要なテーマ「デザイン・構造・ユニバーサルデザイン・住環境・資源循環・自然環境」と、「観察・追求する感性」や「多角的な視点で捉える感性」といった、同社が考える暮らしの中で育まれる6つの感性をひもづけ、約45分間のゲーム形式のグループワークショップ「体験アクティビティ」や、実際に触れつつ自由に見られる「体験ギャラリー」で構成。オリジナルプログラムや展示などのコンテンツを開発した。
パブリックエリアは、ライブラリーやショップ、カフェレストランを設置。ライブラリーには、感性を育む11のテーマの下、ブックディレクター・幅允孝氏の選書による1000冊の本を用意した。


















