ひと 人に寄り添う仲介業を SNS戦略で集客・協業成果を出すイーエム・ラボ社長 榎本 佳納子さん
住宅新報 2025年9月30日 号 2面
連載: ひと
東京23区を中心に仲介業を営む。3人一組のチーム制を導入し、顧客起点の接客を目指す。DXによる業務効率化も図り、他社の営業担当者が接客に使える資料や物件確認の仕組みを整備。主力の売買仲介では、顧客の3割を占める外国人を始め、紹介客の購入案件を獲得する。「高く、早く、誠実に働くには協業仲介が重要。同業者から紹介を受けやすい体制づくりを推進する」との方針を掲げる。
兵庫・淡路島出身。学生時代に海外留学し、会計学と金融学を専攻。人を助ける仕事に就きたい、と住まい探しを支える不動産業を選んだ。立地や資産性の高い物件が全ての顧客にとっての最適解ではない。「人に寄り添う不動産会社になりたい」と2012年、賃貸仲介から事業を開始。得意の英語を生かすため7年目、現在の東京都港区に事務所を移した。
様々なSNSを活用し、特に売主への取引強化に努める。「30人のコアのファンに見つけてもらう」をコンセプトに、1日8件以上投稿するXでは業務で感じた発見や驚きを流れる会話のようにつぶやく。日報のnoteや週1回のユーチューブ投稿も欠かさず、自社の思いや働く姿勢を発信。Xを読んだ遠方の同業者から紹介が届くことや、『初めまして』の段階で案件を任せられる場合も多いという。同社の不動産エージェント講座にSNS経由で参加した女性が経営方針に共感し就職するという効果も生まれた。
























