忘れまじ「かぼちゃの馬車」 Agent Connect 教訓生かし健全な業界を
住宅新報 2025年9月30日 号 7面

同社は「二度と同様な被害を発生させない」との強い思いで、信頼できる不動産エージェントと消費者をつなげるプラットフォーム(以下・PF)『Agent Connect』の運営を始めている。
当時の被害者でもある同社代表取締役の冨谷皐介氏は、「今でも支援救済活動を続けている。ただ、事後対応ではなく〝もっと根本的に〟被害自体をなくしたい」と、同社を設立した思いを述べる。当時、サブリースのオーナーは〝事業者〟であり、被害者ではないと報道された。「事業契約前は一般消費者と同じで、的確に適正に共有されない〝情報の非対称性〟があった。不動産に深い知見を持つ信頼できる相談先やそれを探す方法も分からなかった。それが被害を拡大させた要因の1つでもある」(冨谷氏)と強調する。
そこで同社は、これまでの不動産取引の〝物件ありき〟の発想を転換して〝信頼できる〟不動産営業担当者を起点とする仕組みを考えた。従前での物件起点では、機械的に取り扱う仲介会社や営業担当者が決まってしまう。営業担当者の能力や経験には、当然に差がある。運任せの出会いで消費者に選択肢はない。そこで同PFは、口コミなどを基に、信頼できる不動産エージェントを全国から消費者側が探せる仕組みとした(イメージ図)。
























