コリアーズ調べ アジア太平洋地域動向 投資家心理が改善 金安定化が広域で確認 10月末時点で保証残高5000億円を突破 セゾンファンデックス
住宅新報 2025年12月2日 号 7面

総合不動産コンサルティングサービスのコリアーズ・インターナショナル・ジャパン(東京都千代田区)は、アジア太平洋地域の不動産市場の最新動向を分析した『アジア太平洋地域キャップレートレポート/2025年第3四半期』(日本語版)を、11月17日にまとめた。広域で金利が安定化されて〝投資家心理の改善〟が市場の回復を後押ししていることが分かった。
同分析結果によると、最も市場の動きが顕著だったマニラ(フィリピン)は、キャップレート(還元利回り)の変動が際立っている。セクター別ではインダストリアル(物流・産業用不動産)が最も活発となっている。今後も、物流・製造関連の投資が加速すると分析している。
セクター別の動向で、「インダストリアル」の領域は、オークランド(ニュージーランド)、マニラ、ムンバイ(インド)で空室率の低水準を維持し、物流施設への需要が堅調に推移している。「リテール」(商業用不動産)の領域では、東京やムンバイで高い稼働率と安定した賃料が見られ、体験型店舗への関心が高まっている。また、「オフィス」の領域は、ソウル(韓国)が過去最高の投資額を記録する見通しで、東京では優良な立地の物件が引き続き高いパフォーマンスを示している。
























