国交省調べ、24年水害被害 全国1.1万棟、被害額は石川と山形で統計史上最大
住宅新報 2025年12月23日 号 2面
国土交通省は12月15日、24年の「水害被害額」(暫定値)を公表した。それによると、全国の水害被害額合計は約7700億円で、都道府県別では石川県と山形県が1961(昭和36)年の統計開始以来、最大の被害額を記録した。また、被害建物の棟数は合計約1万1000棟に及んだ。
水害被害額は、洪水や内水、高潮、津波、土石流、地すべりなどによる被害を対象に、暦年で毎年集計している。24年の内訳(全国)を見ると、「一般資産等」が約1100億円、「公共土木施設」が約6450億円、「公益事業等」が約140億円。全国合計としては、過去10年で3番目に大きな被害額となった。
主な水害としては、9月20日から23日にかけて発生した大雨による被害が突出している。被害額は約4590億円で、年間被害額の大半を占めた。前線や低気圧の影響で東北地方から西日本にかけて広範囲で大雨となり、石川県などで死者17人、家屋の全壊145棟、床上浸水約500棟、床下浸水約1300棟の被害が生じた。

























