日本デザイン振興会・深野理事長に聞く2025年度グッドデザイン賞 「デザイナーの熱量に着目」 DLT木造仮設住宅、大屋根リングなど
住宅新報 2025年12月23日 号 9面
――「はじめの一歩から ひろがるデザイン」の意図は。
「我々の暮らしから始まって、社会を良くしていく力を持ったデザインを見つけ、それを評価し、更に後押しし、広げていくことがグッドデザイン賞の目的。社会や暮らしを良くするデザインとは、必ずしもマーケットの大きさや収益性といったビジネス的な指標だけで測れるものではなく、むしろデザイナー個人の「何としてもこれを実現したい」という熱量から始まっているのではないか。そうした出発点に注目していきたいという思いが〝はじめの一歩〟と理解している」
「審査委員長・副委員長が前年の審査を通じて、デザインの可能性が考えて提言する活動であるフォーカス・イシューでも紹介しているが、デザイナーの思いが開発の出発点だった。更に、ユーザーや住民など様々な人の共感を得て、力にしながら輪を広げていくことで、力のあるデザインが立ち上がっていくというプロセスが、テーマにつながった。審査員からは〝巻き込まれ力〟といった言葉も出たが、そういうところにデザインの力の源泉があるのではないか」
























