第41回 住宅ジャーナリスト櫻井幸雄 慧眼を開く 興味引く話題「マンションの値引き」
住宅新報 2026年1月27日 号 4面
販売センターへの来場者があれば、個別に値引きを提示する。その効果はてきめんで、歩留まりというか決定率が上がる。販売する側からすると、来場してくれさえすればよい。が、その「来場」がなかなか進まない。今、郊外マンションの多くが悩んでいる状況だ。
値下げしていることを喧伝(けんでん=広く知らせること)すれば、客側にアレルギーが起きるのではないか。マンション全体の「格」が落ちてしまうのではないか。そのようなことが起きれば、販売戦略としては逆効果となる。
なので、物件ホームページで、「限定1戸値下げ」と打ち出したりする。完成マンションでモデルルームとして使った住戸を1戸だけ値下げしています、と知らせるわけだ。
























