東京建物、品川高輪口で交流促す 〝出社回帰〟対応ビル 引き合い強く入居率7割
住宅新報 2026年3月3日 号 4面
東京建物は2月26日、品川駅高輪口から徒歩4分の場所に完成したオフィスビル「アベニュータカナワ」(東京都港区)を報道陣に公開した。国道15号沿いに建っていた旧建物の耐震化を目的とした建て替えで、国道側に設けられた各階を結ぶ大階段が印象的な地上10階建て(延べ床面積1万1782m2)のビルだ。その大階段のほか、オフィスビルでは珍しく、全フロアに屋外バルコニーを設置。更に、建物中間層の5階にはテナント共用ラウンジを設け、入居者間の交流を促していく計画だ。
「〝出社回帰〟の流れの中でリアルなオフィスに求められる役割を再考し、創造性を引き出す空間のあり方を追求した」(同社)という。
品川駅高輪口エリアは現在、複数の大規模再開発が進行しており、今後ビルの集積が予想されている。そうした中、同物件はその先駆けとして開業した。周辺では、リニア中央新幹線開業や東京メトロ南北線延伸、環状第4号線の延伸といった交通網整備に加え、デッキ上駅前広場など歩行者ネットワークの整備も進む。

























