トータルブレインのマンション最前線 通勤時間で「買い得・借り得」分岐
住宅新報 2026年4月21日 号 5面

トータルブレインの分析レポートによると沿線・駅別に賃貸と購入の負担水準を比較し、「借りた方が得か、買った方が得か」を検証した。対象は都心30分圏を除く26路線で、駅徒歩10分以内、専有面積40~50m2の条件に基づき、賃料と、新築分譲マンション購入時の返済額を比較している。
その結果、中央線などの都心寄りの沿線では、分譲価格と賃料が、共に高水準でバランスしている。一定の自己資金を前提とすれば「買った方が得」となるケースが多い。一方、同一路線でも、郊外に進むにつれて賃料水準が低下し、「借りた方が得」となる傾向が強まる。
京王線は、調布周辺など45分圏では「購入優位」だが、60分超では「賃貸優位」へ転じ、通勤時間が判断の分岐点となる構図が明確となった。また、北総線などでは分譲供給が限定的で価格水準は抑えられるものの、賃貸市場自体が小さく、総じて「賃貸優位」の傾向が強い。























