住宅ローン〝不安解消型〟へ(上) 始まる「残価設定型」
住宅新報 2026年4月28日 号 4面

都心部を中心に住宅価格は上昇
「残価設定型住宅ローン」は、例えば4000万円を借り入れた場合、そのうちの3割に当たる1200万円を元金据え置きローンとし(返済は利息のみ)、残る2800万円を通常のローンとする。利用者は2つのローンを同時に組むことになる。据え置かれる元金部分の割合は物件の資産性に応じて異なるが、返済が利息のみとなるため、全額を通常ローンとした場合よりも毎月の返済額は軽くなる。ただし、2800万円のローン返済が35年後に終了しても据え置いた元金1200万円はそのまま残る。
そのため、住み続けるためには引き続き利息分だけを返済していくことになる。元金の返済は通常なら住み替えなどで物件を売却するか、本人の死亡後に相続人が物件を売却するときとなる。どちらの場合でも、仮に売却額が元金を下回っていてもノンリコース扱いとなるので差額分は求められない仕組み。
住み替え資金確保























