三菱地所「サークルズリボン」 リノベオフィス始動 シリーズ化、まずは東京と大阪で
住宅新報 2026年7月7日 号 4面

「サークルズリボン大崎」の外観イメージ
三菱地所は6月30日、既存建物を活用したリノベーションオフィスの新シリーズとして「サークルズリボン」を立ち上げ、リノベーションオフィス事業を本格展開すると発表した。シリーズ第1号物件として「大崎」(東京都品川区、27年3月工事完了予定)、第2号物件として「心斎橋」(大阪市中央区、27年半ば工事完了予定)を計画している。近年、建築費の高騰や工事期間の長期化、人口減少、環境負荷の低減などを背景に、都市における不動産ストックの活用促進の重要性が増している。同シリーズでは、既存建物の活用により新築に比べ低コスト・短工期でデザイン性と快適性を備えたオフィスを供給する。
同社は19年からシェアオフィスなどが手狭になった成長企業向けに「サークルズ」シリーズとしてコンパクトオフィスの開発・賃貸事業を展開し、24年にはより大きなフロア面積を備えオフィス仕様や環境性能を拡充した「サークルズプラス」シリーズを立ち上げ、これまでに両シリーズで計28棟を供給している。
「大崎」はJR線の大崎駅から徒歩6分の立地にある築37年のオフィスビル。地上9階地下2階建て(延べ床面積4416m2)同社が取得し、マルチテナント型の賃貸オフィスとしてリノベーションする。特徴的なエントランスの床の御影石はそのまま活用。地下駐車場の未利用空間はテナント共用ラウンジへと転用する。1、8、9階はセットアップフロアへと整備し、中でも8階は既存の日本庭園風テラスを生かした専用庭付きとする予定だ。























