新成長戦略で明るい未来を築け! 紙上対談シリーズ(2)
連載: 紙上対談シリーズ
財政に頼らない成長策
まえはら・せいじ 衆院議員、当選6回(京都2区)。松下政経塾生、京都府議。民主党代表を経て、09年9月の鳩山内閣から現職。京大法卒。48歳。
前原大臣 今の日本には、3つの制約要件があります。1つは04年をピークに人口が減っていること。2つ目には非常に速いスピードで少子高齢化が進んでいること。そして、ばく大な財政赤字です。その中で、大事なことは経済のパイを膨らませる努力をいかになすか、できる限り財政に頼らない経済成長策を採用していくかです。コンセプトは2つあり、1つは1400兆円という個人金融資産をどう動かすか。これを上手く活用しなければならない。もう1つは成長する世界、特にアジアのエネルギーをどう取り込んでいくかです。
国土交通省所管では、5つの分野、つまり「港湾・海運の競争力強化」「オープンスカイ・航空政策の大転換」「観光」「民間資本の活用と海外展開」「住宅と都市・不動産」ですが、この5つを成長分野と位置付けて取り組んでいきます。都市・不動産、住宅分野では、政権就任直後、住宅版エコポイントの創設、フラット35の金利引き下げ、住宅資金贈与の非課税枠の拡大に取り組み、建築基準法の見直しも6月から運用改善を実施しました。
また、都市についても、選択と集中で、特に大都市の競争力、東京の再生が重要だと、成長戦略に入れて、具体的施策を用意して、取り組みを始めています。
























