ポスト原発の新エネルギー 開発進む② 注目されている新エネルギー
連載: 住まいと暮らし
■用水路、温泉から発電
中小水力発電
水力発電が注目を集めている。水力発電は豊かな水系と急峻な地形を利用した日本の代表的な再生可能エネルギーだ。ただ八ツ場ダムの事例をみるまでもなく、水力発電の導入には大きなコストと時間がかかる。ここで注目されているのは、渓流や小河川、排水路などの落差を利用した3万キロワット以下、平均出力4500キロワット以下の小規模な「中小水力発電」を指す。すでに電気機械メーカーが中小水力発電向けの発電機を開発しており、条件が最も小さいものでは、川幅1.5m、水深0.6m、流速秒1mで1キロワットの出力が可能だ。開発された感のある水力発電だが、資源エネルギー庁のデータによれば、この中小水力発電をあてはめていくと、国内にはまだ1200万キロワットの発電能力が残っているとされる。
















