令和8年熊本地震により被災された皆様へ心よりお見舞い申し上げます

競売不動産取扱主任者 8月1日より申込受付開始 試験日2026年12月13日(日)

様々な不動産情報が盛り沢山!

スタンダード会員限定紙上ブログ 不動産屋の独り言 865 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 契約書なき共同生活 昔はこの業界もおおらかだった

住宅新報 2026年9月1日 号 6面

連載: 不動産屋の独り言 〜賃貸現場の喜怒哀楽〜

売買・賃貸仲介
不動産屋の独り言 〜賃貸現場の喜怒哀楽〜

 高校卒業後、就職のため上京してきたのは56年前。当時の会社は中古の4DKの戸建て住宅を購入し、それを会社の寮として使っていた。入寮していたのは男子7人。先輩社員2人がそれぞれ一部屋ずつ占拠し、残り二部屋を5人で使った。プライバシーがないどころか、先輩社員が電気をこうこうとつけて枕元で遅くまでマージャンをしていた。大声が飛びかうから毎日が睡眠不足だ。我慢できなくなって、早稲田大学で応用物理を学んでいた高校時代の先輩Mちゃんに相談したら、「俺のアパートにおいで」と言ってくれた。先輩は親が地元で会社を経営していて裕福だが、東京の親戚に部屋探しを頼んだ結果、池袋の一軒家をアパートに改装した風呂なしトイレ共同の4畳半の部屋に。

家主も何も言わず

 そこで奇妙な共同生活が始まったが、夏休みを終えて東京に帰ってきたMちゃんは「俺、ここ出ていく。お前は残ればええ」という。家主の了解もとらず契約書も交わさずそのまま暮らすことになった。毎月、近所の家主の家に私が家賃を届けに行っていたが、「なんで、いつからそうなっているの」と聞かれたことなどない。家賃7500円の安アパートで暮らしてそこで結婚資金を貯め、2年後に退去する時には敷金の精算やリフォーム代の請求の話も出なかった。契約書も交わしていないのだから新たに連帯保証人も立てず、住民票も提出していない。今、この仕事をしていて、入居者がそんな又貸しみたいなことをしたら絶対に許さないだろう。

求む!買取物件 価値ある中古不動産の売買はムゲンエステート会員会社(賛助会員を含む)のプレスリリースを一元的に集約・掲載する情報発信サイト マンション管理プレスリリースセンター

関連サービス