今週の糸口 〝中古のジレンマ〟乗り越えて
住宅新報 2012年10月2日 号 21面
連載: 今週の糸口
住宅市場における一次取得層は30歳代が大半を占める。その30歳代のサラリーマンの平均年収(国税庁民間給与実態調査・11年分)は30~34歳で385万円、35~39歳で425万円となっている。
一方、長谷工総合研究所によると12年1~8月に首都圏で売り出された分譲マンションの平均価格は4564万円だ。これを30歳代の人たちの年収と比べると10~12倍となる。首都圏で一番低い千葉県は3663万円だが、それでも8.6~9.5倍である。
常識としてサラリーマンが年収の10倍もの借金をしたら、とても返済はできない。しかも、給与がここ10年以上も下がり続けていることは周知の事実で、今後もそうした状況が改善していく見通しは立っていない。

















