今週の糸口 時代を担う 3 デフレ脱却は企業の責務
住宅新報 2013年10月15日 号 11面
連載: 今週の糸口
アベノミクスの第一義はデフレ脱却である。日銀による異次元の思い切った金融緩和。政府による大胆な財政出動。成長戦略を推進する規制緩和など日本再生に向けたかじ取りが政府・与党主導で進む。
しかし、デフレとは物価が継続して下落する現象をいう。物価は供給と需要の関係で決まるが、モノの生産量(供給)を決めているのは企業だし、購買力(需要)である賃金を決めているのも企業だ。つまり、デフレ脱却の先導役は企業でなければならない。
人口減、少子高齢化社会がデフレ脱却の大きな足かせとなっていることは認めるが、企業経営者が人口増加、地価右肩上がり時代のビジネス志向を捨て切れず、未だに量的供給を優先していることも、価格低迷の要因ではないか。
















