明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第8回 コモンスペース 旗竿地を巧みに生かす
住宅新報 2013年11月12日 号 3面
【学生の目】
コモンスペースとは、共同利用空間という意味である。浦安市猫実地区は木造家屋が密集する地区で区画は整然とせず、一般的な評価では良質な市街とはいえない側面がある。しかし実際に歩くと、風情のある細い路地や昔ながらの良い雰囲気を持つ戸建て住宅や共同住宅がある。その中で面白い不動産を見つけた。塀で囲まれた一角の建物群である。道路側に戸建て住宅があり、その奥にアパートが2棟存在するのだが、建物群の中心に、道路とも敷地の一部ともいえない、しかし皆で使っているコモンスペースがあるのだ(写真)。
よく考えると、コモンスペース部分は1つの土地のように見えるが、実際は旗竿地となっている2つのアパート敷地の〝竿〟部分で、隣接する2つの〝竿〟部分の敷地境界線を「無くす」ことでうまくコモンスペースを造っていることがわかった。

























