明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第25回 交通事故多発地域に打開策 人が主役の道で地域価値も
住宅新報 2014年3月18日 号 3面
【学生の目】
まっすぐな道を曲げて使う、不思議な道路に出会った。土地区画が整然とした浦安市北栄地区では1985年から89年にかけて交通事故発生件数が約2倍に増加した。原因を調べると狭い道路に1日約2万台もの車が通過する交通量の多さに加え、違法駐車による見通しの悪さが事故を誘発していた。打開策として市は住宅街の道路をコミュニティ道路とし、車よりも人を主役とした安全な道路造りを推進するロードピアモデル事業を実施した。
特徴は車道をスラローム型にした点である。S字に蛇行させた形は車のスピードを抑制させると共に、違法駐車の予防にも有効である。道路をジグザグの形にするクランク型も取り入れられた。スピードを抑制する点はS字型と共通で、違法駐車の取り締まりに有効である。これはボンエルフ道路といわれ、70年代のオランダが起源だ。更に、交差点の車道にハンプと呼ばれる突起をつけて、スピードの出しすぎを二重に抑制している。
























