明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第114回 渋谷駅の再開発 鉄道高架橋をお洒落にしよう
住宅新報 2015年12月22日 号 4面
【学生の目】
ケヴィン・リンチは著書『都市のイメージ』で、結節点(ノード)という考え方を示した。結節点は人や物が集まる所で、パス(道・通り)、エッジ(縁・境界)、ディストリクト(地域・特徴ある領域)、ランドマーク(目印・焦点)を合わせた5つの要素で都市の特徴を把握し、説明した。都市の分かりやすさを5つの要素で説明する考え方は、その後の都市計画やまちづくりに大きな影響を与えた。
結節点の代表的なものは鉄道の駅である。電車や汽車に乗って人や物が集まると同時に、電車や汽車に乗って出かけるために多くの人や車が集まる。かつて駅は都市の表玄関であり顔であり、また最もにぎやかな場所でもあった。しかし最近では様子が随分変わった。地方都市に行くと、人や車は郊外に新設されたショッピングモールに集まるようになり、駅前商店がさびれている。県庁所在地であっても例外ではなく、都市のイメージは様変わりしている。

























