明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第252回 吉田勝 不動産学部1年 無秩序な形のマンション 建基法、区分所有法の連携を
住宅新報 2018年10月2日 号 4面
【学生の目】
道路を歩くときは道路前方を見ている。周りをキョロキョロするのは怪しいし、それほど見たいものがあるわけでもない。建物はせいぜい道路沿いの低層階を見るだけだ。そんないつもの見方なら目にもとどまらずに通り過ぎていく風景に違和感を覚えた。
広大な敷地に立つマンションで道路沿いは緑化されているが、敷地の奥を見ると同じデザインの建物が高く、長く連続している(写真)。仕上げ材料は高級だが建物の形は無秩序だ。また、ぐるりと空が遮られて、詰め込んだ印象を受ける。開発事業者が事業採算を確保するには高層高密とならざるを得ない側面はあるが、建築基準法と区分所有法の連携によって解消できないものか。

























