明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第292回 レンタルボックスの活用 異質な土地利用の未来図を
住宅新報 2019年7月16日 号 4面
【学生の目】
浦安市はかつて漁師町でアサリ漁や海苔作りが盛んだったが、高度経済成長期の宅地需要の拡大を受けて大規模な埋め立て事業が施行された。自然に流れていた境川も今は埋立地の中のまっすぐな運河で海につながり、わずかに展示用に浮かべた手漕ぎ船が名残をとどめる。
地面を掘るとアサリの貝殻が出てくる古くからの元町は、今も昔の面影があり、狭い路地沿いの無道路地も少なくない。建て替えできない家屋が老朽化し、防災面で課題のある木造密集地域もみられる。市場性に劣り価格が安い無道路地を浦安市が順次買い取って集約し、ある程度の広さになると民間に売却して新たな街づくりにつなげている。

























