明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第340回 窓のない住宅 地域との共生に課題も
住宅新報 2020年6月30日 号 4面
【学生の目】
緊急事態宣言が解除され、閑散としていた荒川区町屋にも活気が戻りつつある。町屋は人情あふれる下町で、昼は商店街を幅広い年代の老若男女が歩き、夜は一転、ネオンが街を彩り、飲食店に活気が訪れる。また、斎場があって連日多様な人が訪れることも特徴だ。そんな町屋駅周辺を歩いていると不思議な建物に出合った(写真)。
不思議の第1は、縦に細長い建物正面のプロポーションだ。広くはない敷地にもかかわらず、隣地境界線からの後退が大きめだ。第2は、建物の道路側に窓がないことだ。そして、第3は、ドアが2つあることだ。結果として、個性が際立つ建物になっている。

























