明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第341回 緑に囲まれた実験住宅 SDGsの先駆的事例に
住宅新報 2020年7月7日 号 4面
【学生の目】
大学が遠隔授業のため、地元の大阪に滞在している。首長はじめ関係者の働きにより、大阪では感染拡大防止が達成できている。緊急事態宣言が解除された今でも感染者はほぼゼロに抑えられ、自粛ムードの中ではあるものの買い物などで外に出る機会が多くなった。結果として、少しずつではあるが街にも活気が戻ってきた。
そんなある日、出身校の近くを懐かしく歩いていたときに、緑に囲まれた集合住宅が目に付いた(写真)。気になり調べたところ、大阪ガスが居住実験を実施している「NEXT21」と分かった。1993年に新築された全18戸の集合住宅で、スケルトンとインフィルを分離する考え方が採用されている。住宅設備と深く関わるガス会社が、躯体に対して寿命が短い設備の更新を容易に行えるよう採用した方法だ。

























