明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第387回 ペンシルビルの魅力を高める 複数ビルが共同で課題に
住宅新報 2021年6月8日 号 4面
【学生の目】
通学で利用する乗り換え駅前の繁華街で、周囲よりも細長いビルが目に留まった。1階は店舗と上り階段だけで、エントランスが存在せず、エレベーターも利用できない(写真)。
店舗用と思われる1階の貸室部分は入りやすいが空き室で、2階以上は入りにくい雰囲気がある。何よりも、階段しか利用できない設計は不便で、入居者募集を困難にする。コロナ禍で中途解約が珍しくない昨今、不動産経営上はマイナスに思える。間口が狭い土地に立つ中高層の建物は、見た目からペンシルビルといわれる。日本の都市で多く見られ、細分化された土地を高度利用するとたどり着く形だ。

























