明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第424回 空に浮かぶ家 植物とデザインの力を駆使
住宅新報 2022年3月8日 号 4面
【学生の目】
4年間の大学の授業をすべて終えて過ごす最後の長期休みも残り1カ月を切った。いよいよ目前に迫った就職への期待と不安で頭がいっぱいである。そんなある日、就職先の近くに引っ越すことを検討している友人の家探しに同行することになった。不動産学部の学生であることで頼りにされた次第だが、今後もこのようなケースが増えることだろう。不動産の知識が友人関係にも役立つことを少し誇らしく思う。家探しの帰りに写真の建物に目を引かれ、なぜ引かれたのかを考えた。
第1に、建物が空中に浮いているように見えることだ。門扉とポストが2つあり、上下階で利用者が異なる住宅用建物のようだが、居住部分自体は接地していない。ピロティ形式は珍しくないが、上部を支える鉄骨がとても細い。宙に浮いている点ではツリーハウスのようでもある。

























