明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第429回 土地と建物の歴史を読む 規律の変遷で存在感生む
住宅新報 2022年4月12日 号 4面
【学生の目】
東京都中央区の八丁堀駅を出て満開の桜を眺めながら新川方面へ歩いていると、橋を渡った先で周りを広い道路に囲まれた印象的な外観のマンションに出合った(写真)。三角形の街区を囲む道路を海に例えると、海に囲まれた島に建つ白い塔のように見える11階建ての建物は、街区と敷地が不整形なこともあり、建物が連坦する街並みの中で不思議な存在感を放っていた。
建物の外壁、窓やバルコニーは居室の採光、眺望やプライバシーを確保するために位置が調節され、小刻みに雁行して並んでいる。全周を道路に囲まれ全方位から見られることを意識した、変化に富む外観デザインが塔のような立体感を演出している。

























