明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第464回 若者を包み込む建物 個性的な建物、都市活性化にも
住宅新報 2022年12月20日 号 4面
【学生の目】
東京都心に次々と超高層ビルが建築されている。世界がSDGsやESGに取り組む中、個々のビルもBCPや省エネに取り組み、外観にはそれぞれの工夫が表現されていて個性がある。中でもひときわ個性的な姿で立つのが新宿のコクーンタワーだ。
着工2006年、竣工2008年で十数年の時間が経つが、建物形状に際立つ存在感がある。超高層ビルの多くは賃貸事務所として利用するため、多様な入居者に使いやすい汎用性が求められ、ビル事業の収益性も重視なことから、四角いビルが多い。コクーンタワーは学校法人が所有して専門学校などに自用する。四角ではない個性的な空間で若者を包み育てたいという建築主の意向から、個性的な形状となった。

























