政府、「骨太方針」閣議決定 構造的賃上げや少子化に重点
政府は6月16日、2024年度の予算編成の方向性を示す「経済財政運営と改革の基本方針2023(骨太の方針)」を閣議決定した。構造的賃上げの実現に向けた各種施策や少子化対策を重点分野に定めた。
骨太の方針では、リスキリングや職務給の導入、労働移動の円滑化による「三位一体の労働市場改革」を通じて、構造的な賃上げを実現する。さらに、家計の賃金所得と「資産所得倍増プラン」の実行に伴う金融資産所得を増やすことで、「資産運用立国」の実現を目指す。さらに、資産運用業の抜本的改革に向け、政策プランを23年中に策定すると記した。
金融関連分野では、GX(グリーントランスフォーメーション)投資のハブとなる国際金融センター機能の強化やグリーン・ファイナンスの拡大などが示された。スタートアップの支援では、多数決で金融債務の減額を可能とする事業再構築法制の整備を進める。知的財産や無形資産など事業全体を担保に資金を調達する「事業成長担保権」の創設や経営者保証に依存しない融資の拡大なども盛り込まれた。






















