【日銀短観】製造業の景況感〝持ち直し〟「飲食・宿泊」は記録的改善
製造業の景況感が持ち直している。日本銀行が7月3日に明らかにした「6月短観(全国企業短期経済観測調査)」は、大企業製造業の業況判断DIが7四半期ぶりに改善し、前回の3月調査から4ポイント上昇の「プラス5」に。非製造業でも「飲食・宿泊」が記録的な改善を示すなど国内景気の回復基調が強まっている。
中堅・中小企業を含む全規模全産業でみた同DIは、前回から3ポイント改善(プラス8)。製造・非製造や事業規模を問わず、幅広い企業での景況感回復が目立った。製造業は、価格転嫁の進展や原材料コスト高の一服を要因にあげる声が多かったほか、自動車生産の復調も関係業種・企業の業況改善に寄与した。
高水準だった非製造業(大企業ベース)の同DIも、3ポイント上昇の「プラス23」と改善が続く。新型コロナウイルス感染症の影響緩和などが業況の押し上げに寄与。コロナ禍による経済的打撃を強く受けてきた「宿泊・飲食サービス」では、人流回復やインバウンド需要の強まりで、前回から36ポイント改善の「プラス36」となり、調査開始(2004年3月)以来、最大の改善幅を記録した。






















