地銀、非金融分野の習得 後押し 費用補助や昇格要件変更
地方銀行で、非金融分野の知識習得を後押しする動きが広がっている。きらぼし銀行と十六フィナンシャルグループ(FG)は、代理職への昇格時に必須だった銀行系の資格要件を撤廃。行員の関心が強い分野の自己研さん費用を一部補助し、銀行員の枠に捉われない活躍を支援している。中国銀行は、昇格要件の一つの対象資格に非金融系の資格も追加する方向で調整する。
地銀は、顧客に多様なサービスに提供するため、本部主導の育成から、行員起点の自律的な学びを促す体制にシフトしつつある。中国銀は現在、各職務とポストの推奨資格を明示しているが、今後昇格要件の対象資格を拡充する。銀行業務以外も加えたい考えで、行員のキャリア志向に応じた資格取得をより一層促す。
きらぼし銀は2021年度に金融商品販売に必要な資格以外を昇格要件から外した。「画一的な資格を求めることは将来像にそぐわない」(広報部)と判断したためだ。行員の多様な独学をサポートするため、専門分野の講座受講料や書籍購入代など、年間2万円を上限に支給している。






















