円安対策としての政策修正はあるか?
9月の決定会合後、植田総裁はばっさりと年内利上げの可能性を切り捨てた。これで円安が再び進むと思っていたら、その通りになった。米国のFOMC(連邦公開市場委員会)で、2024年末の政策金利見通しが前月(4.6%)から5.1%へと引き上げられたこともある。米長期金利が上昇して、ドル高円安になるという展開でもある。
筆者は、日本政府の為替介入がいつ実施されてもおかしくないとみる。2022年9-10月のように介入があれば、ドル円レートは150円から130円台へと押し戻されるだろう。
問題はその後である。仮に、130円台まで行けば、日本国内からドル買い圧力が相当に強く働く。それは円安予想が高まるからだ。筆者は、円安方向へのリバウンドは意外に早く、かつ大きいとみる。2022年のときは、12月に日銀が突如長期金利の変動幅の上限を0.50%に引き上げた。それで円高は長く続いた。





















