三菱UFJ銀、不動産のメザニン融資強化 グループ一体で収益拡大へ
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の三菱UFJ銀行は、不動産ファイナンスの「メザニン」領域を強化し収益機会の拡大を狙う。同行のシニアローンと、系列の東銀リースや同行が出資するデットファンドで補うメザニンローンを組み合わせ、グループ一体で物流施設や住宅などの旺盛な資金需要に応える。
同行はここ数年、不動産の私募ファンド向けノンリコースローンに注力するうえで投資に積極的な外資系ファンドとの取引を広げてきた。従来は商社系など国内ファンドを優先してリスクを軽減していたが、競合する三井住友銀行やみずほ銀行との実績の差が大幅に拡大。このため、ファンドの国内外を問わずアセット重視でリスクを取る方針に変更した。
また、不動産価値に対する負債額の比率(LTV=ローン・トゥ・バリュー)も高め、より多くの資金ニーズに応えられるようにした。以前は慎重な審査に基づき、シニアローンのLTVで50~60%程度しか供給できなかったが、他のメガバンクはグループでシニアとメザニンを組み合わせ70~80%程度まで対応できるからだ。






















