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スタンダード会員限定米長期金利、一時「5%」台 FRB議長〝利上げ停止〟観測拭う

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  • 米長期金利、一時「5%」台 FRB議長〝利上げ停止〟観測拭う

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 米10年国債利回り(長期金利)は10月19日(現地時間)に一時、5%台をつけ、2007年7月以来の水準に達した。同日に実施のパウエル・FRB(米連邦準備制度理事会)議長講演を受け、マーケットで利上げ停止観測が弱まり、債券売りが加速。節目超えとなった。米長期金利は、米欧信用不安が世界市場を揺るがした23年3月末に3.5%台をつけており、半年余りで約150ベーシスポイント(1bp=0.01%)の上げ幅となった。

 パウエル議長は米ニューヨーク州での講演で、7%超のピーク時から低下傾向をたどるインフレに触れつつ、3%台後半を示す現時点の水準は「依然として高すぎる」と強調。物価動向の先行き不透明感とともに、目標である「2%」への道のりは「険しく、時間がかかる」と、金融引き締めの長期化を示唆した。追加利上げを含む、今後の政策判断に対しては「データ次第」との姿勢を改めて訴え、マーケットで広がる利上げ打ち止め観測を拭った。

 米長期金利は、8月から上昇が加速。7月末には4%を下回る水準で推移しており、3カ月足らずで100bp上昇した。8月下旬の経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」におけるFRB議長の講演前には、経済を冷ましも温めもしない金利水準である「中立金利」が「想定よりも高かったのではないか」と市場で意識され、引き締め長期化観測が台頭。一段とタカ派寄りの政策運営見通しが急浮上し、短期よりも中長期の高まりが目立つイールドカーブ(利回り曲線)となり、金利水準が切り上がった。

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