みずほ銀、地銀の不動産融資を支援 トレーニー受け入れ
みずほ銀行は、不動産向け融資に取り組む地方銀行の人的支援に積極的だ。地銀では不動産融資に関心があっても知見が少なく、手を出せないケースも多い。体系的に学んでもらうためトレーニーの受け入れを進めている。
現在、不動産ファイナンス営業部には地銀から派遣された中堅行員3人が机を並べる。学ぶのは不動産ノンリコースローン。1人で案件を実行・期中管理できることを目指し、みずほ銀の担当者の横で、物件の評価算定や融資条件の設定から契約書の作成などに至る業務フローを1~2年かけて習得する。審査部や顧客との折衝など実践的な経験を積めるため、「温度感や相場観を学ぶことができ参考になる」と好評だ。
これまで不動産投資信託(REIT)向け融資やノンリコースローンで10行程度のトレーニーを指導。元出向者に案件を紹介し、みずほ銀の債権の一部を譲渡したり、協調融資で連携するといった好事例も出始めた。ある地銀では「ノンリコースローンは事業性の判断が重要で、営業店と本部専門部隊との連携が課題」とし、営業担当部や審査部を通じたフローを理解できたことで「銀行に戻ったらまず体制づくりから始める」と出向者は意気込む。






















