信金、住宅ローン 堅調に推移 業者経由や若年層取引増
信用金庫の住宅ローン残高が堅調に推移している。しんきん保証基金による住宅ローンの保証残高は、2023年度末に前年度末比5.2%増の4兆5417億円となった。24年度末は同5%増の4兆7700億円を見込む。若年層取引のほか、不動産業者などから顧客のトスアップを受ける案件を増やして残高を伸ばしている。
背景には、しんきん保証が23年12月に顧客の利便性向上に向けて行った保証制度の改正などがある。保証料率が低いプランの対象者を増やして利用者のすそ野を広げたほか、収入合算の基準を見直して共働き世帯との接点を拡充した。
制度変更後の23年12月~24年3月の事前審査件数をみると、業者紹介案件が1万1110件で全2万2522件の約半数を占める。前年同期と比較すると、店頭窓口(2%減)や得意先(11.1%減)の獲得案件は減少している一方で、業者紹介は12.1%増加した。






















