北洋銀、不動産業に初の包括フレーム グリーン融資契約で

北洋銀行は1月30日、不動産業のエスコン(東京都)と、資金使途を環境改善効果が高い事業に限定する「グリーンローン」の契約を結んだ。同行として初めて、個別プロジェクトではなく、企業全体のサステナビリティ方針や事業に基づき同ローンを組成・管理する包括的なフレームワークの策定を支援。同社は今後、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)などの第三者認証を受けた建物であれば個別評価を取得しなくても継続的に同ローンを調達できる。
同社は、2025年12月に包括的な「グリーンファイナンス・フレームワーク」を策定。国際的な「グリーンローン原則」に適合しているかのセカンドオピニオンは、日本格付研究所(東京都)から取得した。同行ソリューション部の担当者は「環境配慮型の建物を何棟も開発していく方針の同社には、包括的なフレームワークの策定を支援する意義が大きい」と強調する。
初回の調達金額は20億円(期間3年4カ月)。同社は、プロ野球北海道日本ハムファイターズの本拠地「エスコンフィールド」の近接地にZEH対応の36階建てタワーマンションを計画しており、その建設費用に充てる。エスコン北海道支店の加藤嘉朗上席執行役員支店長は「今後の具体的なプロジェクトは未定だが、市場動向とタイミングを見ながら環境配慮型マンションを供給していきたい」と話す。




















