東京・兜町平和ビル低層部を店舗に改修 平和不動産

平和不動産(東京都中央区)は、日本橋兜町・茅場町エリアにある「兜町平和ビル」の1階低層部を店舗へリノベーションした。東京都が既存ストックを生かした街づくりを支援する「リノベーション・モデル事業」を活用した。歴史的な建築物が集まる周辺の景観と調和するデザインを採用し、にぎわいの創出と街並みの修景を図った。
同ビルは1972年に竣工した。大正期から昭和初期に第二日証館があった場所に立つ。改修により、外装の石材を撤去し、パネルで覆われていた創建時のモザイクタイルを表出した。周辺建築と呼応する小庇や基壇、列柱を設けた。サッシや入り口を斜めに配置して店舗内の様子が通りから見える開放的な空間とした。ベンチやオープンスペースも整備し、人が滞在できる場所を創出した。1階にはファッションのポップアップスペース「直観」と、クラフトハーブティー・チャイ店「TYNK Kabutocho」が入る。同社は歴史的資産を生かした街づくりを続け、エリア価値の向上につなげる。






















