住宅金融支援機構は2月25日、60歳以上を対象にした住宅融資保険活用のリバースモーゲージ型住宅ローン「リ・バース60」の21年10月~12月分の利用実績を発表した。
付保実績戸数は前年同期比41.7%増の350戸、付保実績金額は同32.4%増の47億4000万円を計上した。取扱金融機関は同10機関増の79機関。
申込者属性(平均)は年齢が69歳、年収は414万円。年金受給者が50.2%、会社員が23.6%を占める。資金使途は注文住宅(31.2%)、借り換え(21.8%)、新築マンション(21.6%)、戸建てリフォーム(17.2%)、中古マンション(3.9%)の順。
資金計画(平均)は所要額が2909万円、融資額が1622万円、毎月返済額が3万5000円。すべてノンリコース型となる。