【暑中特集2026 止まらないインフレ】 リノベ市場、成熟期 価格競争から「質」で選ばれる時代 変わる市場の評価軸
住宅新報 2026年8月4日 号 20面
「普及」から「標準化」へ
「市場全体は踊り場にあると思う」。そう切り出したのは、リノベーション協議会の山本武司理事長だ。一見すると、市場拡大にブレーキがかかったようにも聞こえるが、その言葉に悲観的な響きはない。むしろ、リノベーション市場が次の成長段階へ移ったという実感がにじむ。
これまで業界は、「リノベーション」という言葉の普及に力を注いできた。消費者から「リノベーションしたい」という言葉が自然に出てくるようになり、「普及という意味では、一定の役割は果たせた」と山本理事長は話す。























