鹿児島銀都城支店、事業承継・M&A支援 情報の連携管理を徹底

鹿児島銀行都城支店(冨田健一支店長=行員29人うち営業19人)は、2024年5月の新築移転時に、冨田支店長のリクエストで支店長席横に「相談カウンター」を設置。若手と同じ目線で報告・相談を受けられるようにし、心理的安全性を確保するのが狙いだ。こうした情報連携は、取引先の事業承継・M&A(合併・買収)の支援にも役立った。
宮崎県都城市の「ぎょうざの丸岡」は、地元のソウルフードと呼ばれるほどの人気商品を製造販売する。同社から事業承継の相談が寄せられたのは約1年前のことで、同支店は地域支援部と連携して対応に乗り出した。
ヒアリングでは、商品に強みがある一方、人員不足などを理由に販売や営業面での取り組みが不十分であると判明。このため「慌てて事業売却するのではなく、銀行グループが一部株式を取得し経営力を高めてからその後の展開を考える」ことにした。23年11月に同行が設立した投資専門子会社「かぎん共創投資」を利用し側面支援を継続する。

















