新住まいの「ことわざ」<203> 家の中に鳥が入れば福が来る 松岡英雄
住宅新報 2014年2月11日 号 16面
連載: 新住まいの「ことわざ」
昔、マンションのベランダにセキセイインコが迷い込んできたことがあった。近所で飼われていたに違いない。鳥籠を買い求めて世話をすることになった。すぐに幼い娘たちの人気者になった。生きていた数年間、インコは愛嬌を振りまいてくれた。
夏の終わりに孵化した数匹のメダカは冬になる前に5ミリほどになった。そこで、親がいる水槽に戻してやった。親子の対面である。親は初めてみるわが子のあとを嬉しそうに追いかけている。自分の子だとわかるのだろうか。ところが、翌日の朝、水槽から子供のメダカが消えていた。それが現実であった。メダカが大人になることは大変なことなのだ。
アメリカ最南端の島キーウエストには文豪ヘミングウェイが一時期住んでいた家が博物館として公開されている。ヘミングウェイは猫好きだったらしくその子孫が今も博物館には40匹以上住み着いているが、その多くが6本指だという。

















