一般財団法人日本不動産研究(42) 地域資源を生かす ~まちづくりからインバウンドまで 熊本県 大地震から3年 落ち込み続く観光産業 漫画が広げる地域の連携
住宅新報 2019年3月5日 号 14面
熊本県庁プロムナードには、例年秋から冬にかけて黄色のじゅうたんが広がる銀杏並木がある。そこに、漫画「ワンピース」の主人公であるルフィの等身大の銅像が建立された。これを記念しての除幕式が18年11月30日に関係者のほか、約1500人のファンが見守る中、盛大に行われた。原作者である漫画家尾田栄一郎氏は熊本出身であり、同氏の熊本地震への復興支援に感謝の思いを示したいとのことから設置されたもので、世界で唯一の常設像としてファンの間では早くも「聖地」の様相を呈している。
31市町村が誘致を熱望
また、「ワンピース」のその他のメンバー8名の銅像も熊本県の各地に建立される予定で、現在、県下の31市町村が誘致を熱望している。16年熊本地震の震源地である益城町は、料理による子供たちの笑顔の復活を理由にコックである「サンジ」を、阿蘇大橋の滑落等甚大な被害を受けた南阿蘇村は、船医の「チョッパー」を第1希望とした。
















