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スタンダード会員限定スタッコ 服の〝試着〟のように変更 内装をシミュレーション

住宅新報 2026年3月17日 号 8面

総合
スタッコ 服の〝試着〟のように変更 内装をシミュレーション

 漆喰施工は、消石灰を主原料とする自然素材を左官職人が金こてなどを用いて、壁や天井に塗る伝統的な仕上げ方法。「先代の創業時に特色あるイタリア漆喰に着目した。関連素材の輸入販売から職人による施工まで、一貫して手掛けている」(同社代表取締役の甘竹繁人氏)。施工先では、行政機関や劇場、美術館、病院、学校、ブティックなどの店舗、大手ハウスメーカーの国内物件のほかに、海外のシンガポールやドバイにも広がっている。

 同社によると、日本の漆喰施工はその場で素材を練り、比較的厚めに塗る工法が一般的。一方、イタリアの漆喰施工は同じ消石灰系でも、水中で長期間熟成させた素材を用いる。液体に近い状態で〝とろみ〟を持たせる。「ごく薄く塗れる点に最大の特徴がある。透明感と鏡面のような反射力を持つ。調色しやすく、構造を問わず下地になじみやすい。自在に模様を施せる」(甘竹氏)。

 金こての技法で質感や風合いを組み合わせ、多様なデザインに仕上げられ、施主や設計事務所から注目を集めている。ただ従来は、職人が出張先から本社へ戻ってサンプル品を作成し、また、作り直したりすることもあった。移動時間や手間が掛かっていた。

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