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スタンダード会員限定「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第103回 関係家賃値上げと物件力の関係

総合
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第103回 関係家賃値上げと物件力の関係

 今回もアットホームによる「定期借家物件」の募集家賃動向(2025年度)をもとに考察していきたい。

 「平均募集家賃の推移」(面積帯別・首都圏・定期借家マンション)を見ると、神奈川県のファミリー向き(50~70m2)を除く全エリアの面積帯で募集家賃が上昇している。続いて「賃貸マンションにおける定期借家と普通借家の平均募集家賃と前年度上昇率および差額」(首都圏)では、定期借家で前年度上昇率が二桁増と目立つのは東京23区のシングル向き、カップル向き、東京都下の大型ファミリー向き、神奈川県・埼玉県のシングル向き、埼玉県・千葉県のカップル向きとなっている。上昇率と面積帯における地域別の差は需要と供給の関係を表していると思われる。

 たとえば東京都下では70m2超の大型ファミリー向きの上昇率が高いが、昨今の東京23区における新築分譲マンションの売り出し価格が1億円超えの価格上昇で当面賃貸を決め込んだ人たちの流入が考えられる。定借の平均家賃の前年度上昇率は神奈川県のファミリー向きを除く首都圏の全エリアの全面積帯での上昇が確認できる。

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