東京カンテイ、セカンダリー市場分析 賃貸流通は3割前後 都心の定借、築浅・大型で高シェア
住宅新報 2026年8月25日 号 6面

(出典:東京カンテイ資料より)
東京カンテイはこのほど、分譲マンションの中古売買と賃貸を合わせた二次流通市場の動向をまとめた。全国の二次流通戸数は2024年第1四半期に直近の最高値となる15万6855戸を記録した後、減少傾向に転じ、25年第4四半期は14万3414戸となった。このうち賃貸として流通した住戸は3万8518戸で、全体に占める割合は26.9%。24年第1四半期の30.5%から低下した。
東京23区でも24年以降、賃貸戸数が前年同期を下回る一方、中古流通は築浅物件を中心に増加している。同社は、分譲マンションの二次流通市場が賃貸よりも中古流通にやや傾きつつあると分析する。
こうした中、賃貸として流通する住戸では定期借家の存在感が高まっている。25年第4四半期の東京23区の賃貸流通に占める定期借家の割合は34.4%。行政区別では港区54.1%、中央区49.7%、千代田区48.9%と、都心3区で5割前後に達した。都心4区の定期借家シェアは15年第4四半期には10.8~18.4%、20年第4四半期でも13.6~26.4%の水準で、この10年で大きく上昇している。



















