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国交省、シンドラーEVで事故機同型の84台など緊急点検実施へ

 国土交通省は11月13日付で、特定行政庁に対し、シンドラー社製エレベーター(EV)を設置している建物所有者にエレベーターの緊急点検実施と結果報告を求めるよう通知した。
 全国で稼働している5600台以上の同社製EVが対象。マンション、ホテル、公共施設など様々な建物に設置されている。緊急性の高いものから優先的に実施し、金沢市のホテルで発生した事故機と同型の巻上機(W250型)を有するEV84台は20日以内(12月4日)、事故機と基本構造が同じ巻上機(W型系列)を有するEV約500台は40日以内(12月25日)、そのほかのEVについては120日以内(2013年3月14日)を報告期限と定めている。