国土交通省が発表した、主要都市の高度利用地における地価動向調査「地価LOOKレポート」によると、前回調査と同様に地価の下落基調から転換している動きが見られた。
2012年第3四半期(7月1日~10月1日)の150地区における地価動向は、前回調査(4月1日~7月1日)と比べて上昇が34地区(前回33)、横ばいが87地区(同82)、下落が29地区(同35)となり、上昇または横ばいを示す地区が121と全体の約80%(同77%)を占めた。前回から更に上昇または横ばいを示す地区が増加した。
上昇した34地区の中で、「とうきょうスカイツリー駅周辺」が唯一、「3%以上6%未満」の高い上昇率を示した。同地点の調査を始めた12年第1四半期(1月1日~4月1日)との比較だと、1割程度地価が上昇している。
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