政策 総合

大阪府で震度6弱 土砂災害情報基準引き下げ

 6月18日午前7時58分頃、大阪府北部で地震が発生し、大阪府で最大震度6弱、京都府で震度5強の揺れを観測した。
 この地震を受け、国土交通省は「これらの地域では地盤が脆弱になっている可能性が高いため、雨による土砂災害の危険性が通常より高まっている」と発表。大阪府と京都府のうち震度5強以上を観測した市町については、当分の間各府と気象庁が共同で発表する土砂災害警戒情報の発表基準を通常よりも引き下げた暫定基準を設けて運用する。
 対象となる地域は以下の通り。なお、引き続き降雨と土砂災害の関係を調査し、今後も必要に応じて暫定基準を変更する予定。

【大阪府】
▽通常基準の7割の暫定基準を設ける市=高槻市、枚方市、茨木市、箕面市▽通常基準の8割の暫定基準を設ける市町=豊中市、吹田市、寝屋川市、交野市、島本町
【京都府】
▽通常基準の8割の暫定基準を設ける市町=京都市(伏見区、西京区)、亀岡市、長岡京市、八幡市、大山崎町